Biography
(参考:HIBRIAの公式HP・SPIRITUAL BEASTの公式HP)
1996年
HIBRIAは1996年にブラジルのリオ・グランデ・ド・スル州の州都である ポルト・アレグレで結成される
1997年
何度かのメンバーチェンジを経て、マルコ・パキーニ(Ba.)、アベル・カマルゴ(Gu.)、ディエゴ・カスペル(Gu.)、サヴィオ・ソルディ(Dr.)の4人となったHIBRIAは1997年にユーリ・サンソン(Vo.)を迎え入れる。
その2ヶ月後にはバンドにとって最初のデモとなる【Metal Heart】を完成させる。
この時点でHIBRIAの知名度は地元ポルト・アレグレからヨーロッパへと拡大していく。
1999年
その後もライブ活動を重ね、1999年8月に新曲3曲と【Metal Heart】からの4曲を加えた7曲入りのデモ【Against The Faceless】をリリース。
同時に《Against The Faceless Demo Tour》を行い、ベルギー、オランダ、ドイツ、ポーランド、チェコの計29カ所でライブを行う。
2001年
先のヨーロッパツアー後、曲作りに専念していたが地元ポルト・アレグレ限定でシングル【Steel Lord On Wheels】をリリース。
インターネットを通じ、世界中で大きな反響を呼んだ。
2003年
Remedy Recordsとの契約を手に入れたバンドはデビューアルバムの作成を開始する。
2004年
ワールドワイドのデビューにふさわしい作品を作るため、完成までに長期の時間を費やしたが、このアルバムは2004年になりついに完成した。
80年代のメロディー、90年代のリズム、2000年代のテクニックとヘヴィメタルにおいて最高の部分を合わせ持ったデビューアルバム【Defying The Rules】は2004年11月にSPIRITUAL BEASTより世界先行発売される。
この【Defying the Rules】はブラジルはもちろん, 日本・アメリカ・カナダ・ヨーロッパ・台湾・韓国 ・中国など、さまざまな国で紹介されました。
《代表的な雑誌の評価》
・BURRN!誌(日本)
Brightest Hope部門 2位
Album部門 17位
Singer部門 39位
Bass Player部門 29位
・Rock Hard誌(ドイツ)
過去最高のデビューアルバムの一つと評される
・Rock Brigade誌(ブラジル)
Brightest Hope部門 2位
他にも、日本ではHMVで約6週間もこのカテゴリにおいて最も売上が高いアルバムとなった。
2005年
サヴィオ・ソルディが2005年11月に脱退するものの、サヴィオのローディでもあったエドゥアルド・バルドをサポートに迎える。(後に正式メンバーとなる)
2006年
2006年8月には当時ブラジルで最大だったメタルフェス「Brazil Metal Union」にインターネット投票により選出され、バンドはブラジル最大の都市サンパウロに進出する。
2008年
12月にディエゴとマルコがプロデュースを担当した【The Skull Collectors】をリリース。
日本ではボーナストラックを1曲追加し、さらに世界に先駆けてリリースされた
2009年 初来日
5月には【The Skull Collectors】のツアーで日本、台湾、中国、韓国、カナダをまわり、ついに待望の初来日を果たす。
それに合わせ、1st.アルバム【Defying the Rules】に2曲ボーナストラックを追加したものをデジパック仕様で再販された。
このツアーの評判の良さから10月には日本最大のメタルフェスである「LOUD PARK」にも出演する事になり約1万5000人の日本のメタルファンは音源と遜色のないライブでのクオリティの高さに度肝を抜いた。
さらに名古屋でのMEGADETH(メガデス)ライブにオープニングアクトを務める。
2010年
1月にはMETALLICA(メタリカ)のブラジル公演でも出演し、今度は2万5000人の観客の前に堂々としたステージを見せつけた。
5月にバンドの中心的存在であった、マルコ・パキーニが電撃脱退。
同月に行われたオーディションにより、マルコに負けず劣らずの技術を持ち、かつコーラスワークの強化もできるベニュール・リマが電撃加入する。
2011年
1月、3rd.アルバム【Blind Ride】をリリース(日本は世界先行発売)
4月にOzzy Osbourne(オジーオズボーン)のイベントに参加。
【Blind Ride】ツアーは5月から行われ、日本では大阪・名古屋・東京。
このツアーはアジアを中心にまわり、ブラジルのメタルバンドとしては中国でのライブは初となった。
また、翌年に発売されるライブDVDはこの時の日本公演でした。
2012年
ディエゴ・カスペルが脱退
ヘナート・オソーリオが加入
10月、LOUD PARKへ2度目の参加。
単独公演は行われず。
2013年
6月、4th.アルバム【Silent Revenge】をリリース(日本は世界先行発売)
新メンバーのヘナートによってプロデュースされたこのアルバムはブラジル・アジア・ヨーロッパ・北米で発売。
日本ではHMVにおいてトップチャートを獲得した。
ツアーは9月からはじまり、5回目の来日を果たす。(大阪・名古屋・東京)
帰国後、すぐにMetallica, Alice in Chains, Ghost, Sepultura, Zombie, Sebastian Bachなど多くの有名バンドと一緒にロック・イン・リオに参加する。
さらに10月に約30000人もの観客で覆い尽くされる、BLACK SABBATHのイベントにも参加。
2014年
12月、1st.アルバムである【Defying The Rules】の発売10周年を記念してのセルフカバーアルバム【Defying The Rules ~10th Anniversary~】をリリース(日本のみの現定販売)
2015年
7月、自らのバンド名を冠した5thアルバム【HIBRIA】をリリース(日本は世界先行発売)
同年9月、日本でのツアーは前回同様の大阪・名古屋・東京の3公演となったが、デビュー・アルバムから最新曲まで10年の歴史を網羅したセットリストで2時間半にも及ぶ凄まじいライブとなった。
日本公演を大成功で終え、その勢いを持ってその後のアメリカツアーに臨む予定だったが、ビザのトラブル(HIBRIA側に非は無かった)により入国できずツアーは中止となる。
2016年
3月、ベニュール・リマが脱退
アイヴァン・ベックが加入